デジタルチラシの使い方!マーケティング目線【2021年】
お疲れ様です。
デザインなどの提案をする会社で、WEBディレクターをしているぴよさくと申します。
デジタルチラシの使いどころとマーケティング戦略調べてみました。
きっかけは、
「デジタルチラシをどこで使うかを調べておいて」と命令されたからです。
結論、4つ挙げると
- チラシアプリが流通している
- LINEチラシというサービスある。
- LINE@で情報発信時にデジタルチラシを見せる
- 従来のビラ配りの要領で、Googleディスプレイ広告を使う
などです。
様々な角度で調べたところ、「どのようにマーケティングするか?」で、デジタルチラシを使うプラットフォームが変わることがわかりました。
単純なクエリでググっても、デジタルチラシをデザインする方法やサービスがヒットするだけであり、戦略はなかなかヒットしなかったので、備忘録がてらまとめました。
折角なので、その道のりをご覧いただけたらと思います。
私はデジタルチラシのデザインの営業をする立場です。

ぴよさく
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自社アプリ【デジタルチラシの使い方】
ユニクロやGUのアプリでデジタルチラシを見たことがある人も多いと思います。
つまり、自社でアプリを作って、ユーザーにインストールしてもらい、プッシュ通知を使ってキャンペーン情報を配信し、そのタイミングでデジタルチラシを見てもらい、セールのオファーができるという流れなのかと思います。
店舗の初回利用などで使えるクーポンやお得な情報を配布とかですね。
ググってもマーケティング施策までは具体的に書かれている記事はなかったので、私のおおまかな予想となります。
そこでアプリマーケティングをちょっと調べてみました。
自社アプリのメリットとデメリット
【メリット】
- 現代ではほぼ1人1台スマートフォンを持っているので、アプリを提案しやすい
- 「アプリをインストールしていただけたら○○円引き」みたいなことで、アプリインストールを促せる
- 来年3月からは、ガラケーの廃止でさらに、スマートフォン使用率が高まる
- B to Cが特にアプリでのマーケティングに向いているらしい
- データが取れる>インストール・アンインストール数
- アクティブユーザーの把握>一日・一週間・一ヵ月単位でどのように利用していただいているかなど。
- アンケート>ストア評価機能などを搭載すれば、アンケートをとれる。
etc.
【デメリット】
- アプリの開発費
- アプリを知ってもらうための広告費>店内ポスター、HPやSNSでの情報発信の労力
etc.

ぴよさく
自社HP【デジタルチラシの使い方】
HPの新着情報やショップブログなどに、デジタルチラシを掲載できます。
HPはアプリのデメリット版かな?
あまり、今の時代にHPにアクセス集めて、デジタルチラシを見てもらうということはないのかな?と思います。
メリットは、HPだけ持っている中小企業などもあると思うので、そういった企業はとりあえずデジタルチラシ運用を試してみることできるところかと思います。
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SNS【デジタルチラシの使い方】
これはSNSに登録して自力でアカウントを育てていくということです。
SNSの配信にデジタルチラシをアップすればいいと思います。
フェイスブックでもツイッターでも住んでいるエリアの人を狙ってフォローし、見てくれる人を増やすに尽きるかと思います。
デジタルサイネージ【デジタルチラシの使い方】
デジタルサイネージは結構高いのですが、パソコンのモニターとかであれば安いです。
雨に濡れないように道端に置いたり、福岡ではエンクレストのマンションの一階ロビーにデジタルサイネージが置いていたりしますね。
あとは、イオンモールとかにも置いていますね。
そうゆうとこでもデジタルチラシは使用できます。
コロナ渦の時代は若干下火ですが、アイディア次第で少額のランニングコストに抑えられるかもしれません。
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LINEチラシ【デジタルチラシの使い方】
おそらく天下のLINE様なので2021年もそこそこ反応がありそうだなと思います。コストとの兼ね合いが重要そうです。
LINEチラシのメリット
【ユーザー数】
LINEアクティブユーザー 8,400万人
生産年齢人口(15歳以上-65歳未満)7,474万人
労働力人口(15歳以上)11,080万人
日本人口 1億2596万人
2020年4月調べちなみに、日本で1番取られている読売新聞は約1,290万人のデイリー読者数
- 月間アクティブユーザー8,400万人という圧倒的なユーザーにリーチできる。
- エリア、年齢や性別、さらには自動車、美容・コスメに興味がある、結婚の有無、子供の有無まで様々なターゲット設定が可能。
- 折込チラシと違い、見てもらった分だけ課金されるので、無駄な費用が掛からない。
引用:公式
2019年だと思うのですが、インターネットを利用しているユーザーの7割がLINEを使っているみたいです。一応、私は先月LINEのオンラインセミナーを受けていますので、その際にLINEが公式で言っておりました。
その代わり料金がかかります。
【マイエリア】
お客さまの直近の位置情報を活用し、ピンポイントな配信ができると思われます。
自分がユーザー目線で触ってみたのですが、LINEアプリで”LINEチラシ”と検索し、そこからマイエリアを登録できる流れですね。そしたら登録したエリアの近くのチラシがたくさんできてました。
ハートをタップして、お気に入りみたいに設定すると、おそらく広告主の更新のタイミングで情報を得られるのかと思います。
料金
基本料金(月額) ¥1,000/1店舗 ※全店舗契約
従量課金(月額)①+② ① ¥10/月間訪問回数 お気に入り登録していないユーザーが店舗TOPページにアクセスしたら回数分課金 ② ¥30/月間利用者数 お気に入り登録しているユーザーが店舗TOPページにアクセスした場合に課金 その他初期設定費が数万円かかります。
引用:公式
LINE公式アカウント(LINE@を含む)とLINEチラシの違いは?
違いというか、内容がよくわかっていないので、調べてみました。
公式アカウントは、ユーザー(友だち)へダイレクトに情報(メッセージ)を届けられるサービスで、LINEチラシはダイレクトに発信はできないのかと思います。
LINEチラシは更新というイメージなのかな?間違っていたらコメントください。
LINEチラシはユーザーが登録するということだと思います。(チラシアプリに似たり)
LINEチラシは、作ったチラシをLINEチラシという場所にアップロードできるというサービスだと思います。もちろんお気に入り登録などの機能もあるけど。
LINE@はよく聞いていたのですが、2020年4月にLINE公式アカウントと統合されているので、消えてはいないんですね。
LINE@はフリープランがある【安いので紹介】
フリープランは1カ月に1,000通まで無料でメッセージを送ることができます。 同月に1,001通以上のメッセージを送るには、有料プランに切り替える必要があります。 例えば、LINE公式アカウントのターゲットリーチが200人の場合、月に5回までであれば友だち全員に無料でメッセージを配信することができます。
引用:公式
LINE公式アカウントとLINE@は別もので、かんたんい言ったら、LINE@はメッセージが送れるだけです。
メールマガジンみたいものです。

ぴよさく
Shufoo【デジタルチラシの使い方】
LINEよりお客さんは少ないのかな?
全くわかりませんが仕組みはわかりやすいです。
Shufooの機能
- チラシの配信
- タイムラインの配信
- ピックアップ(商品単位など)
- イベント
とにかく、上記のようなサービスを使える。
もちろんエリアも郵便番号単位で絞れるみたいです。
デザインもできるみたいです。
Shufooに登録していて、自分の店舗に登録しているユーザーへ向けたものかと思います。
データも取れますので、マーケティング戦略はそこでたてられます。
配信する時間帯なども設定できるようなので、スーパーで主婦が来る時間帯などを狙えるってわけですね。
Shufooのユーザー数
お買い物意欲が高い主婦、4人に1人が利用。って微妙な触れ込みw
コンバージョンが高いユーザーに訴求できるということですね。それはいいかも。
チラシ閲覧数は月間4.5億、ユニークユーザーは月間全国1,100万人。らしいです。
これはLINEとかに比べると圧倒的に怪しいと思いますけどね。
Shufooの料金
事前に月の上限金額を設定できます。
決まった料金の中で、チラシやタイムラインなど様々なコンテンツをたくさん配信みたいです。詳しくは下の画像です。

画像の引用:公式PDF
ちょっと料金がわかりにくいですが、LINEよりは安いのかな?
LINEの方がいろんな業種に対応している気がします。
つまり、LINEの方が広告の要素があると思います。
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ディスプレイ広告【デジタルチラシの使い方】
ディスプレイ広告はかんたんに言うと、グーグル検索してサイトに入ったら、バナーみたいな広告がでてくるあれです。そのバナーです。
なので、そのバナーにデザインチラシをあてることはできると思います。
日数・エリアも絞れる
折り込みチラシをオフラインでポストに投函するのと、ディスプレイ広告をセール前の四日間に絞って実施するのを比較したテストがありますので、結果を見ると一目瞭然です。
引用:チラシからオンラインへ – ローソンストア 100 の事例から学ぶ
【結果】
ユニークユーザーが3.2倍!
チラシの来店誘引単価が 40.8 円であるのに対しオンライン広告は 2.5 円なので、コスト効率が 16 倍良いことも確認できいます。
料金
ディスプレイ広告は、ユーザーが広告をクリックする度に費用が発生する「クリック課金(PPC)」が基本となります。そのため広告がいくら表示されても、クリックされない限りは費用は発生しません。
費用面で気になるのが、想定していた以上にクリックされた場合に、費用が多くかかってしまうのでは?といった懸念です。しかし、GDNとYDN(Yahoo!ディスプレイ広告)、YouTubeともに、1日のキャンペーンごとの上限予算(キャンペーン予算)を設定することができます。キャンペーン予算の上限予算に達した場合は、広告の配信を停止します。
ただし、キャンペーン予算はあくまでも目安の数値です。季節要因やメディアに取り上げられるなどで急にクリックが集中した場合などは、1日の上限予算を超えることがあります。ある程度、余裕を持った予算設定が必要になってくるでしょう。
料金の感覚がわかりにくいですが、Shufoo!よりは安そうですね。
LINEチラシとどちらが安いかはガッツり比較しないとわからないところがありますが、多分ディスプレイ広告の方が安そうです。
チラシプラス【デジタルチラシの使い方】

シュフーとかと同じ感じではあるのだが、結構今勢いがありそうなサービスです。
機能はHPに乗っております。こちら。
料金が安いと触れ込みがあります。安いならこれがいいけどね。
ここに来て、”チラシアプリ”というクエリの存在に気付く。
チラシアプリ自体は、こちらの比較記事を見ると、少なくとも種類には詳しくなれますね。
ちなみに一位は、トクバイというアプリらしい

まとめ【デジタルチラシの使い方】
要は、デジタルチラシのデザインで稼ぐために、どのプラットフォームでデジタルチラシを使うか?
言い換えると、どういったクライアントに営業をかけれるか、またそこからの顧客サービスはどうするか?を考えるための調査になりました。
なので、”デザインチラシ”というクエリで検索しておりましたが、”チラシアプリ”というクエリの方が現在主流なんだなとわかりました。
検索数も違うみたいです。
つまりアプリ(ユーザーが多い)のトレンドに近いものが知れてよかったということも言えます。
私の会社のクライアントが利用しそうで、市場規模が大きいチラシアプリを調べるのがベターかなと思いました。
その理由は、安いわりに反応がありそうだからです。
LINEチラシは、西松屋とかユニクロとかハローデイとかしかないので、私のクライアントは該当しなさそうだなというイメージです。
または、ディスプレイ広告ですね。